La・natureは「出産も子育てもはじめて」の新米ママの力になれるよう、様々なサポートを行っています。
このページでは、新米ママが出産の前後に直面する「代表的なお悩み」をQ&A形式で掲載します。
La・natureは、助産師としての実務・産婦人科勤務の経験に基づき、安全で正しい出産・子育ての知識を多くの方に広めることが責務だと考えております。
ご近親者の方やご友人の先輩ママがご存知ないようなことも、La・natureではサポート・アドバイスすることができます。不安なことがあれば、是非ご相談ください♪
おっぱいが張って痛い。どうすれば痛みを軽減できますか?
母乳育児が軌道に乗りだす頃に、多くのママが体験します。
出産後、ホルモンの急激な変化によって乳房への血流量が増えているのに、母乳がスムーズに出ないために起こることが多いです。ひどくなると発熱したり、炎症を起こして乳腺炎になる事もあります。まずは赤ちゃんにしっかり吸ってもらうことを心掛け、授乳後の“あとしぼり”を忘れずに行いましょう。
乳首が切れて痛い。傷を回復しつつ授乳を続けることはできますか?
赤ちゃんの乳首のくわえ方をもう一度チェックしてみましょう。赤ちゃんが乳首を浅くくわえていたりすると起こりやすいトラブルです。赤ちゃんの飲み方をチェックして、乳輪部まで深くくわえさせて飲ませるようにしましょう。
母乳には抗菌作用があるので、乳汁を乳首に塗ってもよいです。乳首の傷が痛くて飲ませるのがつらい時は、乳頭保護器を使用してもよいでしょう。使い方については助産師に相談を。
おっぱいが張らないので、授乳が不十分じゃないかと不安です…
3時間おきにこまめに授乳することで母乳分泌が促進されます。
張る感覚が弱くても、赤ちゃんの体重が順調に増えているなら心配はいりません。しかし、おっぱいの張りがなく、母乳の出が悪い事が確実であれば、授乳間隔を3時間以上空けないようにして、こまめに飲ませてみましょう。
また体が冷えていると母乳の出が悪くなるので、身体を冷やさないことも大切です。
おっぱいが詰まってしまった…どうすればいいですか?
抱っこの仕方を変えて、いろいろな方向から飲ませましょう。赤ちゃんの飲み方がまだ上手でない時や乳管が十分に開いていない時などに、乳腺や乳管の一部に母乳が詰まって、しこりのように感じることがあります。
いつも同じ抱き方で授乳していると起こりやすいので、抱き方を変えて、いろいろな方向から飲んでもらいましょう。
乳腺炎になった。病院に行くべきでしょうか。
母乳の出がいい場合や、脂肪分や糖分の多い食事をとっているとなりやすい傾向があります。
おっぱいがパンパンに硬くなり、赤くなったり、腫れてズキズキ傷みます。
高熱が出た時や痛みが強い場合は、早めに産婦人科を受診しましょう。